こんにちは。

 

皆さん、こんな形をしたお墓見た事がありますか？

実物を見ていなくても

TVで戦国武将のお墓の紹介VTRや時代劇でという方もいらっしゃると思いますが

これが　五 輪 塔 です。

 

どういう構成かと申しますと、

下から

地輪（ちりん） 水輪（すいりん） 火輪（かりん） 風輪（ふうりん） 空輪（くうりん）

と、五つの石を組み合わせたものからなります。

「 地・水・火・風・空 」という五輪（五大要素）

下から

「 ア・ヴァ・ラ・カ・キャ 」

大日如来 の真言です。

（正確には識大とあわせて六大です）

 

大日如来 という事は

そう！！！

五輪塔 を創られたのは 真言宗 なんですね－😄

平安時代の僧

『 覚鑁上人（ かくばんしょうにん） 』

が生みの親なんです。

 

今から８００年～５００年前、時代にすると 鎌倉～室町時代。

お墓といったら 五 輪 塔 だったんです。

今の三段の和墓は江戸時代中頃からですので

お墓の歴史からいえば五輪塔の方がずっとずっと古いんですよ😉

 

この動画よりもっと大きい塔や高さ3~40㎝の一石五輪塔、

手のひらサイズの木製の五輪塔の納骨器もありました。

 

そして先程の覚鑁上人ですが

 

人が亡くなった時に五輪塔に納骨したり

埋葬地に五輪塔を建てると

 

「 間違いなく成仏し往生できる 」

 

という考え方を完成されます。

（ 密教と浄土教の融合 ）

 

今日の　日本人の仏教的お墓　の誕生です😆

 

そしてもう一つの重要な人物。

その教えや五輪塔を全国に広めた

数千人の 高野聖（こうやひじり）の方々。

 

覚鑁上人と高野聖。

 

あ－－も－－ 感謝しかないですよね m(__)m

 

五輪塔にご興味がございましたら 本 写真 資料 も色々あります。

お気軽にご連絡ください😊

 

ということで五輪塔のお話でした♪

 

この度は、ありがとうございます。

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辻元 孝之

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