こんにちは。
今回は 叩き( タタキ ) の加工についてです🙂
叩きの加工って?
皆さんは多分 本磨き = ツルツル光っている加工
の方がお墓では馴染みが深いかもしれませんが、
実はこの本磨きの加工、お墓の歴史ではつい最近に出来た加工でして
それより前は 叩き加工 だったんです。
叩き加工 といいましても種類がございます。
大きく分けて3つ。
ノミ切り仕上げ
文字通りノミを使って加工 ボコボコと凹凸のある加工です。
ビシャン仕上げ
ビシャンという道具を使ったこれも凹凸のある加工です。
小タタキ仕上げ
両刃という道具を使った平行の線状の凹凸のある加工です。
があります.
昔はこの加工で 仏像 仏塔 灯籠 全て手加工でした !
一昔前の石工さんは
朝早くからコークスを焚いてノミを焼いて、、、
という下準備からされてたんですよ😲
で、動画の方に戻りますが
映っていますのは
その3つの加工の中の ビシャン仕上げ で
エアービシャン という エアーコンプレッサーを用いて叩いたサンプルの映像です。
叩き仕上げの 仏塔(お墓)の特長ですが
・自然と一体化する
・素朴でやさしい(ギラギラしてない)
・趣がある
あとは
・すぐ乾く
・真夏でも磨きのものの様に熱くならない etc.
と挙げだしたら数々あるんですが
やっぱり一番は
ずっと見ていても 見飽きない んです😆😆😆
実は私もこれが分かるまで何年もかかりました😅
ですので皆さんも最初は ??? かもしれませんが
一度 叩き仕上げの世界に 一歩踏み入れてみられては😁
” 石本来の美しさ ”
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください♪
叩き加工のお話でしたm(__)m
この度は、ありがとうございます。
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辻 元 石 材
辻元 孝之
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